ルステンベルガー スイス ラクレット 円形 ハーフカットの特徴
Raclette Tradition
仕様
・「ラクレット」という言葉の意味は削り取る(ラクレ)であって、もともとは暖炉や専用のオーブンでチーズを溶かして、その部分をそぎ取ってジャガイモなどに添えるチーズ料理の名前だったものがチーズ名となりました。中身は小さな気泡がところどころにあり、ややアイボリー色が濃い。身はセミハードタイプにしてはしっとりと柔らかめでミルクの甘みとナッツのような風味を感じることができる。
日本市場向けの改良に関して
・本場スイスのラクレットは、熟成期間中に塩水で外皮を洗う工程があるのでウォッシュ系のチーズです。このため、オリジナルの状態では独特の香りが強く、食べなれない方には不快に感じさせてしまうほどです。そこで、当ラクレットは現地メーカーの共同研究により日本向け仕様の工程を作成し、伝統的な製法を守りながら、強い香りを抑える改良を行っております。この結果、加熱時も含め独特の刺激臭は抑えられ、味わいや風味が強調される製品に仕上がりました。
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Lustenberger社製(改良後) |
Lustenberger社製(改良前) |
H社製(北海道産) |
脂の分解 |
◎ 加熱後、油分はでない。(歩留まりが良い) |
◎ 加熱後、油分はでない。(歩留まりが良い) |
× 加熱直後から油分が多く出る。(歩留まりが悪い) |
外皮の状態 |
◎ 外皮のべたつきがなく型崩れしない。 |
◎ 外皮のべたつきがなく型崩れしない。 |
△ 外皮のべたつきがあり、崩れやすい。 |
香り |
○ 独特の香りはかなり抑えられている。 |
△ しっかりとしたウォッシュ系の香り。 |
◎ 加熱時も刺激臭はほとんどない。 |
味・風味 |
風味 ○ 味 ◎ 風味はマイルドで、味・コクも良し。 |
風味 △ 味 ◎ 風味は強いが、味は良し。 |
風味 ◎ 味 ○ 風味はマイルドで、強い塩味を感じる。 |
溶け・伸び |
伸び ◎ ガミー感 ○ |
伸び ◎ ガミー感 △ |
伸び ◎ ガミー感 ○ |
メーカー・生産者など
Lustenbergerルステンベルガー
・本場スイスのラクレットの歴史は12世紀に遡ります。ルステンベルガー社では、その伝統と歴史を守り受け継ぎ、本場スイスの名に恥じない質の高いラクレットを150年以に渡って作り続けています。