加工食品用表示規格書作成日:2021年06月01日(確認日:2023年04月27日)
1605年創業のジュゼッペ・ジュスティ アチェート バルサミコ トラッディッチョナーレ ディ モデナ 12年以上 AFFINATO D.O.P. 100mlの特徴Aceto Balsamico Tradizionale di Modena AFFINATO DOP 100ml仕様・「トラディッチョナーレ」は、モデナの伝統的バルサミコ酢のあるべき姿を最大に表現したものです。トレッビアーノとランブルスコの2種類の葡萄を煮詰めたモストコットだけを原料とし、その他には何も加えません。そして、モデナに伝統的に伝わる「Rincalzi e Travasi 」に従い、樽の移し替えを繰り返えしながら12年以上熟成されますが、移し替えのたびに徐々に小さな樽にし、材質もオーク、栗、桜、桑、トネリコ、ネズと替えていく方法を厳密に再現しております。(規定により12年以上の熟成でトラディッチョナーレとなりますが、先代のジュゼッペ ジュスティは、この商品の熟成期間に関して、おおよそ16年以上を基準にしているとのことでした。) メーカー・生産者などGiuseppe Giustiジュゼッペ・ジュスティ・1603年、モデナでデューク チェーザレ デエステが当地で初めて作成した商業的活動をまとめたリストで、ジュゼッペとフランシスコのジュスティ兄弟がバルサミコの生産者として登録されています。1700年代には、モデナのすでにバルサミコを生産していた他のファミリーから樽の買い付けを勧め生産量を増やしていきました。1861年、イタリアのロイヤルファミリーが主催しフィレンツェで開催された展示会に持ち込まれたジュゼッペファミリーの90年熟成のバルサミコ(La botte A3)が金賞を受賞。そして、その会場にて『Perfetto Aceto Balsamico』を生産するためのルールを初めて発表しました。このドキュメントで強調されるのは ジュスティー家は、1605年からこの企業を比類なきパッションと将来を見据えた戦略もって、17代にも渡って直接導いてきております。現在では、ルチアーノを代表として、クラウディオとフランチェスカの兄弟と共に、400年以上続く歴史を、伝統への敬意、モダンで持続可能なマネージメントや地域の人々との協調をもって受け継いでいます。 すばらしいバルサミコ酢を得ることは、そのメーカーの能力、経験と味覚次第です。グレープの選別だけでなく、製造方法、とりわけさまざまなサイズと種類の木材を使用した樽によって行われる複雑な熟成工程が重要です。すぐれた職人が確かな結果を生み出すために知らなければならない要因は数限りなくあるのです。もちろん、自然の熟成におけるプロセスにおいて時間は極めて重要な要素であり、長く熟成する必要があるバルサミコは、伝統的に現世代が次世代の為に用意するものと考えています。 樽内での熟成は、バルサミコを作る上で最も重要な要素の一つです。より古い樽で作られるほど木材が本来持つエッセンスが凝縮され、ゆっくりと長い時間をかけて熟成されるバルサミコに特別なアロマを付与し、その仕上がりはより好ましいものになります。このため、18世紀から19世紀にかけて集められた600の極めて古く貴重な樽が我々のバルサミコ生産の核心であり、ジュスティーのバルサミコのアロマは特別で比類なきものなのです。 ジュゼッペ・ジュスティのバルサミコは、1605年の創業から今日に至るまで数多くの賞を頂いております。それらの中でも特に意味深いものとして、ベルエポック時代にジュスティ家が参加した食の国際展示会で得た物です。この14個のゴールドメダルは、有名なジュスティのラベルのモデルとなり1900年代前半にデザインされました。これらのメダルに加えて、1929年にイタリアの国王から与えらた認証『Fornitori della Real Casa Savoia』も特筆すべきもので、バルサミコにはこの紋章のデザインが使用されています。
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