フラモン プロシュット ディ サンダニエレ D.O.P. 骨・蹄付き 16ヶ月以上熟成の特徴
Prosciutto SanDaniele con Osso
仕様
・原料となる豚の品種は、ランドレース・ラージホワイト・デュロックの交雑種です。サンダニエーレを特別にする一つの特徴として、マッサージ回数はパルマより上回り、このことにより脂肪の旨みが毛細血管を通じて赤身にも広がり、他の生ハムに比べてもよりしっとりと美味しさがあふれる仕上がりとなります。
アルプスからの冷たく乾いた風と、アドリア海からの暖かな湿った風が出会うこの地のミクロクリマ(微気候)が、何ヶ月間も熟成するために吊り下げられたプロシュートの列を、毎日マッサージするようにもみほぐします。これはこの地だけの特色であり、生ハムを熟成させるのに理想的な環境です。厳格な規則に従い検査が行われ、合格した生ハムのみに、サン・ダニエーレの呼称と刻印が与えられます。
【生ハム原木に関する注意事項(カビに関して)】
・生ハムの原木にはカビが発生している場合があります。その場合にはアルコールで湿らせたキッチンペーパーなどでふき取っていただければ品質に問題はございません。
生ハムが生産される現地の熟成庫内でも生ハムにはカビが付着しており、これが肉の表面からの腐食を防ぎ熟成を可能にしております。熟成が適度に進んだ生ハムは、付着したカビをふき取った状態で包装し、出荷します。特に、日本の高温多湿な気候や、流通段階での温度変化により汗を掻いた生ハムには再びカビが発生しやすく、お届けする商品にもカビが発生している場合がございます。
ただ、これによる味や風味などへの影響はありませんので、アルコールで湿らせたキッチンペーパーなどでふき取っていただければ問題なくご利用頂けます。気になる方はお湯などで洗い流してください。
店舗様で保存する際、高温多湿で密室になってしまう場合は、冷蔵庫の保管をお勧めします。
メーカー・生産者など
FRAMONフラモン
・現在、パルマ産生ハムのDOP(保護指定原産地表示)の指定工場は約300ヶ所ですが、それに対しサンダニエーレ産は30ヶ所のみ。これは、サンダニエーレ産の呼称を得ることの難しさを物語っています。そのひとつであるフラモンはISO9002を取得し、最先端の技術と徹底した衛生管理のもと生産を行っています。2012年に200年以上の歴史を持つイタリア最古の生ハムメーカー「ベレッタ社」の傘下となり、高品質のサンダニエーレを作り続けております。