ピュイグルニエ シャロレー種ビーフ ヴァーシュ ストリップロイン/経産牛サーロイン 1/3カット 2-3週間ウェットエイジングの特徴
CHAROLAIS BEEF STRIPLOIN
仕様
・日本では月齢24か月未満の去勢牛が主に消費されていますが、フランスではヴァーシュと呼ばれる出産経験のある36か月齢以上の経産牛を再肥育した肉が好まれています。実際、フランスの牛肉消費量の約70%はこのヴァーシュに当たります。その特徴は鮮やかな赤色と深い香りと味わい、さっくりとした食感と適度に弾力のある肉質です。
シャロレー経産牛とは
・白く美しい体が特徴的なシャロレー種は豊かな草原が広がるフランス中部の平野部、シャロールやヌヴェール付近が原産とされる牛です。成長が早く、歩留まりがよいため肉用種として最適な品種で、フランスで最も多く飼育されている品種です。繊維が太く、しっかりとした肉質を持ちながらも柔らかで適度なサシがあり、また鮮やかな色合いの赤みを持つこと でフランスの人々に愛されています。
ピュイグルニエ社のシャロレー経産牛は純血種のみのメス牛で、主に二〜三産の5〜6年齢の経産牛を製品にしています。月齢よりも肉質や脂肪、繊維の状態を重視しており、厳しい評価基準に肉質が適していれば3〜5年齢、または6〜10年齢の経産牛も選ばれることもあります。
牛たちはみな地元で生まれ、成牛になるまで大切に育てられており、のびのびとストレスなく育ち、子を産み乳を与えてきた母牛は肉質も美味しいものになります。
フランス人が好むビーフ
・フランスで飼育されている肉牛は 2014年のデータでシャロレー152万頭、リムーザン 108万頭、その後プロンダキテーヌ、 サレアス、オーブラックと続きます。フランスではVache(ヴァーシュ)と呼ばれる 出産経験のある36か月齢程度以上の経産牛(メス)を再肥育した肉が好まれ、主に食されています。
経産牛は赤身の色合いが強く、香りも味わいも濃く深いといわれています。また子を生み、月齢を重ねることで肉質に弾力が生まれ、脂の質もよくなります。適度に形成された繊維がサックリとした食感も生み出し、これらの「肉らしい」美味しさがフランスの人々に強く愛される理由です。
メーカー・生産者など
Puigrenierピュイグルニエ
・フランス中心部、アリエ県、モンリュソンは青々とした草原の平野や丘が広がる自然豊かな地域です。周辺200kmのエリアは「グレートセンター」と呼ばれフランス国内のシャロレー牛の42%を生産しています。このモンリュソンに 社屋と工場を構えるのが一家3代にわたりビーフの生産を行っているピュイグルニエ社です。 ピュイグルニエ社はシャロレー牛のスペシャリストで、その高い品質は国内外で高く評価されています。またフランスで唯一の自社のドライエージング設備を持つ生産者で、生食用の食肉生産認可も取得しており、世界でもトップレベルの衛生管理基準を誇ります。