ミモレット デミヴィエイユ 約6ヶ月熟成 1/4カットの特徴
MIMOLETTE
仕様
・ミモレットという名前は「半分柔らかい」という意味のフランス語である「ミ=モレ」に由来すると言われています。原料は乳牛のミルクですが、植物由来のアナトー色素で着色しているため、チーズの断面は明るいオレンジ色。
〈熟成による違い〉
ミモレットは熟成するにしたがって複雑で濃厚な味わいになります。一般的に熟成が進むと価格が上がります。
熟成2〜6ヶ月は「ジョンヌ」と呼ばれ、マイルドでクセのない味わい。熟成6〜12ヶ月は「ドゥミ・ヴァイエ」、熟成12か月以上「ヴィエイユ」と呼ばれています。さらに熟生が進んだ、18〜24ヶ月の「エクストラ・ヴィエイユ」は、まるでからすみのような風味が味わえます。
〈ミモレットとダニの関係〉
ミモレットを熟成させる過程で、「シロ」というダニが重要な働きをしています。このダニ「シロ」の働きによって良い熟成が促され、ミモレット特有の風味が作られるのです。シロはチーズの表面に生えるカビを餌にして、チーズの脂肪分を分解するカビをシロが食べることで、チーズの脂肪分を守りミモレットを美味しくしてくれます。
ミモレットの特徴であるゴツゴツとした外皮は繁殖したシロによるものです。