生鮮食品用表示規格書作成日:----年--月--日(確認日:2022年01月31日)
シルバーファーン チルド 自然育ちの牧草牛インサイド キャップオフ/放牧ビーフ内もも カブリ除去済みの特徴BONELESS BEEF PS-Inside仕様・内ももはビーフの部位の中でも最も脂肪が少ない部分で、あっさりと赤身の美味しさが味わえる部位。もも肉の中でも特に柔らかい内ももは、大きな塊の為柵取りしやすく、ローストビーフには大変重宝します。牧草が豊富なニュージーランドの大自然で育ったビーフは、ストレスの少ない環境で肉質が繊細で柔らかく、イノシン酸などが豊富な赤身の味わいが濃く、サイコロステーキやタタキなど多用途にご利用いただけます。 365日完全放牧、ニュージーランド牧草育ち ・ニュージーランドの牧草牛は365日放牧され、100%牧草育ちだけで育った牛。牧草地では、クローバーやライグラスを中心に、アルファルファ―、プランテーン、コックスフットなどニュージーランドの温暖な土地に適した牧草が豊富に育ちます。これらの牧草が十分に育った段階で牛と羊を放牧し、背の高い牧草は牛が食べ、低い牧草は羊が食べます。牧草地は区画で分けられ、牧草が少なくなると別の区画に移動して出荷まで放牧されます。ニュージーランドの牧草はビタミン、カロテンなどの緑黄色野菜に含まれている栄養がたっぷり、穀物の約100倍ものベータカロチンを含みます。肥沃で広大な土地に一年中発芽する牧草により365日完全放牧による牛の飼育が可能で、穀物などの補助飼料や成長促進ホルモン剤を必要としません。 牛が牛らしく健やかに育つ ・牛は本来、草だけを食べて生きる動物のため、4つの胃ぶろくを持ち、何度も反芻しながら栄養豊富な牧草を消化します。牛にとって牧草肥育は最も自然な状態であるといえます。 ニュージーランド産の牧草牛は、牛舎がない広々とした自然豊かな土地を利用した牧草地で、栄養たっぷりの牧草を食べて放牧飼育でのびのびと育てられています。牧草牛には季節ごとに栄養価の高いマメ科・イネ科の牧草を中心にハーブをミックスした種が蒔かれ、ハーブをミックスすることで牛の食欲増進や消化を助長されます。牛が牛らしくのびのびとストレスフリーで健やかに育つ環境だから、牛は病気になりにくく抗生物質の使用も最小限に抑えられます。もちろん、屠畜される牛に抗生物質の残留はありません。 温暖な気候に適したヨーロッパ系牛用種 ・ニュージーランドは、気候はほぼ全土が西岸海洋性気候に含まれ、夏は涼しく、冬も穏やかで、1年を通して温暖な気候。美味しい牛の原産地として知られるヨーロッパと同じ気候帯ですので、アンガスを筆頭に、シャロレーやヘレフォード、ショートホーンなどヨーロッパ系の肉用種を中心に飼育しています。これらのビーフは、オーストラリアの亜熱帯に適したシンメンタールやブラーマンなどの肉用種に比べるとロース芯が太く、強いフレーバーを有し、きめが細かく柔かい肉質。成長促進ホルモン剤を使用せず自然な環境で文字通り健やかに育った牛は、アメリカやヨーロッパでプレミアムビーフとして扱われるなど高い品質が世界中で大人気。 イメージを覆す美味な赤身と高い栄養価 ・マグロやカツオなどの赤身魚には「うまみ成分」が含まれていますが、実は赤身肉である牧草牛にもこの成分がたっぷり。イノシン酸とグルタミン酸からなるうまみ成分は、食品の赤い部分に含まれていて味に敏感な日本人が好む鰹だしや昆布だしもこの「うまみ」が主成分になっています。 世界第一級の安全性 BSEや口蹄疫の発生率ゼロ ・ニュージーランドではBSEをはじめ口蹄疫などの深刻な病気が発生したことは一度もありません。その主なる理由としては、他の大陸と離れていること、第一次産業省(日本の農林水産省にあたる)による家畜の健康監視があること、厳しい検疫システムなどがあげられます。 食肉検査システムを国が管理 ・ニュージーランド国内および輸入産業の食品管理を一元化して統括するための食品安全庁が、第一次産業省の傘下にあります。すべての牛に対して「家畜飼育履歴申告書」の提出が義務付けられています。 農場から食卓までのトレーサビリティーを義務化 ・一頭一頭すべて、獣医師や検査官が家畜の健康状態、加工過程も含め安全性を確認。2012年7月より、個々の牛に無線ICタグをつけて追跡する電子トレーサビリティーシステムを開始しました。 数十年前から肉骨粉の輸入を禁止 ・牧草だけを食べるために飼料は必要ありませんが、そもそも、BSE問題の数十年前からニュージーランドは国として肉骨粉の輸入を禁止しております。遺伝子組み換え飼料も使用しておりません。 抗生物質の投与は病気の時のみ ・牧草は本来、牛にとって最も自然な食べ物である為、健康を保つための抗生物質の日常的な投与は不要です。牛舎の過密状態で飼育される牛とは違い、病気予防のために日常的に抗生物質を投与する必要はありません。治療のため抗生物質を投与した場合、その牛は識別する義務があり、抗生物質が残留していないかを検査するシステムがあります。
遺伝子組み換えは禁止
・家畜の遺伝子組み換えはニュージーランドでは禁止されております。 成長促進ホルモン剤は不使用 ・栄養価の高い牧草が一年中育つニュージーランドでは、放牧される牛は健やかに大きく育つため成長促進ホルモン剤は必要ありません。EUでは1989年より成長促進ホルモン剤を使用した牛肉及び牛肉製品の輸入を禁止しております。こういた理由により、ニュージーランドから輸出されるチルドビーフの約20%はヨーロッパ向けなのに対し、オーストラリアでは約1%に満たない数量です。
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